能登町は、2004年3月1日に能都町・柳田村・内浦町が合併して誕生しました。
海岸部では古くから漁業が行われ、旧柳田村、町野川中上流地域や旧内浦町一帯では、中世に大規模な公田を含む広大な荘園が開発されました。戦国時代には、松波畠山氏が松波に居城し、藩政期には一部を除き前田家の所領に組み込まれ、その後宇出津港や小木港は、漁業・商業で栄えてきました。
自然の恵みへの感謝の気持ちや神への信仰心が篤く、あばれ祭をはじめとする祭りが各地区で盛んに行われているほか、国指定重要無形民俗文化財のアエノコトやアマメハギなどの民俗風習が今も受け継がれています。
旧町村の歴史資料の一部をデジタル化して公開しましたので、学習と研究の機会にご利用ください。